2023年5月の記事一覧
5月16日(火)
献立は、中華風五目おこわ、切り干し大根の中華和え、豆腐ときのこのスープ、美生柑、牛乳でした。今日は「こいのぼり献立」です。主食のおこわは、中華ちまきと同じ材料で作った炊きおこわです。干しエビや干ししいたけのうま味がたっぷり入っています。干しエビは干し貝柱と同じように乾燥することでとても濃いうま味が出る食材です。原材料はクルマエビに近いサルエビというエビが使われることが多いです。
5月15日(月)
献立は、ごはん、カツオのしょうが揚げ、ごま和え、みそ汁(わかめ、じゃがいも、玉ねぎ)、牛乳でした。「赤身の魚、白身の魚」についてです。マグロやカツオのお刺身は赤いですが、タイやヒラメのお刺身は白い。違いは筋肉の中のミオグロビンと呼ばれるたんぱく質と関係があります。ミオグロビンは酸素を蓄えるという大切な役割があり、私達人間の筋肉にも含まれています。「ミオグロビンが多いと赤く見える」というのが赤身の理由です。
5月12日(金)
献立は、新緑揚げパン、とり肉のトマトシチュー、ヨーグルトあえ、牛乳でした。揚げパンの新緑はうぐいす粉(青大豆の粉)と狭山茶の抹茶です。うぐいす粉2㎏に対し、抹茶を200gの割合です。新緑や新茶の季節に食べてほしい献立なので、毎年5月の献立に入っています。埼玉県の狭山茶は茶所として有名です。便利なペットボトルのお茶もいいですが、急須でいれたお茶の方が、うま味や渋味の成分が豊富です。
5月11日(木)
献立は、ごはん、しらす入り千草焼き、青菜ともやしのナムル、彩の国納豆、みそ汁(わかめ、じゃがいも、キャベツ)、牛乳でした。みそ汁のじゃがいもは、地元産のキタアカリです。今年も新じゃがのキタアカリがたくさん登場する予定です。主菜の千草焼きには「しらす干し」が入っています。しらす干しはカタクチイワシやマイワシの稚魚を塩水でゆでてから乾燥させて作ります。関東では水分が多く、関西では乾燥が進んだ硬めのものが多いようです。
5月10日(水)
献立は、ちゃんぽんめん、大学いも、キウイフルーツ、牛乳でした。今日は「にんにく」についての話題です。連休中収穫をしたにんにくを、給食室掲示コーナーに吊るしてあります。10月に種にんにくを植え、5月に収穫します。古くから薬用植物として知られてきたユリ科のパワフル野菜です。今日はちゃんぽんに使っています。