2017年1月の記事一覧
命を食べて命を守る
1902年のこの日、日英同盟が結ばれました。
今日は、学校給食週間(1月24日~30日)の最終日です。毎日の美味しい給食にはいつも栄養士からのコメントが添えられています。例えば、こんなことが書いてあります。
「毎日給食を残さず食べてくれてありがとう。私達が毎日食べている食べ物は、もとをたどればすべて生き物です。私達が生きて生活していくために、肉や魚、米、野菜など、たくさんの動物や植物の命をいただいています。
食べ物となった命のおかげで、私達が生かされていると考えると、命となった食べ物をむだにはできませんね。食べ物を大切にすることが自分の命を大切に守ることにつながると思います。」
〈気になる言葉〉
「腹六分目でとどめる勇気を持つ。」
中谷彰宏『もう一度会いたくなる人の話し方』PHP研究所 2011 p.53.
中学部社会体験学習
1756年のこの日、モーツァルトがオーストリアで生まれました。
中学部の生徒たちが社会体験学習に行きました。朝、学校からバスで小川町へ向かいました。普段の授業だけではなく、学校の外で様々な体験をすることを通して生徒たちの「生きる力」を育んでいきます。
〈気になる言葉〉
「日常をガラリと変えるきっかけは、いくらでも自分でつくれます。それは、通勤時間を2倍にすること。」
里岡美津奈『いつもうまくいく人の感情の整理術』三笠書房 2014 p.65.
いじめ防止
1949年のこの日、法隆寺金堂で火災が起こり、世界的遺産であった壁画が焼失となりました。
いじめ防止を訴える子どもたちのポスターが校内に掲示されています。小さな変化を見逃さず、いじめのない学校を目指します。
〈気になる言葉〉
「三流は人の話を聞かない。二流は人の話を聞く。一流は話を聞いて実行する。超一流は人の話を聞いて工夫する。」(羽生善治)
酒井穣『21世紀の生き方』ディスカヴァー・トゥエンティワン 2015 p.21.
書き初め
901年のこの日、時の右大臣・菅原道真が太宰府に左遷されました。
校長室前に中学部・高等部の生徒の書き初め作品が掲示されました。 しっかり力強く書かれています。小学部の教室でも頑張って書いていました。
〈気になる言葉〉
「一九七〇年代後半、アメリカの富裕層の上位一%が有する富は、国民総所得の九%以下に過ぎなかった。それが二〇〇七年までに国民総所得の二三・五%にまで膨れ上がったのである。」
中野剛志編『TPP黒い条約』集英社新書 2013 p.33.
2回分の楽しみ
1872年のこの日、明治天皇が初めて牛肉を試食されたそうです。
明日予定していた小学部の1~3年生と市の川小学校との交流会を中止とすることとしました。インフルエンザの季節ですから体調が思わしくない子どもが少なくありません。そうした状況を考慮して今回は中止です。残念なことですが、次の機会を楽しみにしましょう!
市の川小学校の皆さん、風邪をひかないように気をつけてください。次の交流会では、2回分楽しみましょう!
〈気になる言葉〉
「ヒトは、視覚思考の動物である。つまりほかの感覚よりも、目で見たものを信頼する傾向がある。(中略)私たちは『目で確認し、納得したい』と思う。目標を立てているのなら、その目標を文字で記しなさいとよく言われるのも、同じ理由からだ。」
サイモン・シネック『リーダーは最後に食べなさい!』日本経済新聞出版社 2015 p.65.
作業学習
日本人初のノーベル賞受賞者湯川秀樹の誕生日です(1907年)。
高等部の一部の生徒たちは、今、現場実習で頑張っていますが、写真は校内の作業学習の授業風景です。
授業中のいろいろな学習活動を通して身に付けた力を現場実習で発揮してくれることを期待しています。
〈気になる言葉〉
「『努力すれば必ず報われる』『努力は決して裏切らない』しばしば使われる言葉ですが、努力の方向を間違ってはいけません。成果を棚上げしてプロセスを努力の対象にしては、意味がありません。どうも私たち日本人は、こうした間違った努力をする傾向があるようです。」
佐々木常夫『すぐ動くのはやめなさい』青春出版社 2016 p.31.
埼玉大学大学院生
2009年のこの日、アメリカ史上初の黒人大統領が誕生しました。バラク・オバマ大統領です。
昨日(1月19日)、埼玉大学大学院生の方々が嵐山学園内教室を見学されました。佐賀県の特別支援学校の先生方に続いて今回は大学院で研究されている方々に授業の様子などを見ていただきました。
埼玉大学大学院生の皆様、お疲れ様でした。修士論文、頑張ってください!
〈気になる言葉〉
「クヨクヨする人は考えても始まらないことを考えています。」
和田秀樹『「感情的」にならない技術』新講社p.180.
辛いことがあるということは
1969年のこの日、東大安田講堂を占拠していた学生たちが機動隊により排除されました。
向かい風が強いということは困難なことから逃げずにしっかり前を向いて走っている証拠だ、というのが昨日の内容でした。その続きです。
【辛いことがあるということは】
前を向いて力いっぱい走れば走るほど、向かい風は強くなります。強い向かい風の中で走るからこそ、力がつくのです。
学校の生活の中で辛いことや苦しいことがたくさんあった人ほど、一生懸命、学校生活を送ってきたといえるんです。そういう人は、自分では気づいていないかもしれませんが、着実に力をつけています。自分に自信を持ちましょう。
向かい風が強いというのは、高く舞い上がるチャンスでもあります。辛いことがあるというのは、自分を高めるチャンスでもあります。そう考えて、逃げずに頑張ってほしいと願っています。
以上、2回に分けて嵐山学園内教室始業式での話を紹介しました。ちなみに、嵐山学園内教室の校長講話の内容は、本校校長室前に掲示してあります。
〈気になる言葉〉
「現状維持では後退するばかりである。」(ウォルト・ディズニー)
早川勝『「最高の結果」はすべてを「捨てた」後にやってくる』総合法令出版 2014 p.41.
向かい風が強いということは
「118番の日」です。118は海での緊急通報用の電話番号です。
先週、本校の始業式の話を紹介したところ、「嵐山学園内教室の話は?」という声がありました。リクエストにお応えします! 2回に分けて紹介します。
【向かい風が強いということは】
喜多川泰さんの『スタートライン』という本の中に、「向かい風が強いということは、前を向いて走っている証拠」というような言葉があります。
学校の生活の中で、「思うようにいかないなぁ」とか、「辛いことや厳しいことが多くて嫌になっちゃうなぁ」とか、そんな思いをしてきた人。そういう人は、喜多川さんのいう強い向かい風を受けてきた人です。つまり、しっかり前を向いて走ってきた人です。
生きるということは決して楽なことではありません。一生懸命やったのにもかかわらずいい結果が出なかった、そんなことはいくらでもあります。それは、恥ずかしいことでもなんでもない。「思うようにいかないなぁ」とか、「辛いことや厳しいことが多くて嫌になっちゃうなぁ」とか思うのは、その人が困難なことから逃げずにしっかり前を向いて走っている証拠です。
〈気になる言葉〉
「トップアスリートは、いい成績を出したフォームを捨てて、新しいフォームに切りかえます。」
中谷彰宏『変える力。』世界文化社 2012 p.38.
佐賀県からのお客様
「時は金なり」で有名なベンジャミン・フランクリンの誕生日です(1706年)。
昨日(1月16日)、嵐山学園内教室に佐賀県の特別支援学校の先生方が見学に来られました。嵐山学園の施設や授業の様子などを見学していただきました。九州からの泊まりがけの見学は大変だったと思います。お疲れ様でした。
〈気になる言葉〉
「アメリカの企業の人間関係を観察していると、日本の社会以上に上下関係が厳しいことが分かります。上司には人前で決して面と向かって反対しません。逆にトップが部下の提案に反対の場合も、直接的な批判はせずに間接的な物の言い方をするように工夫しています。」
鳥居正男『いばる上司はいずれ終わる』プレジデント社 2016 p.35.
協調学習
1920年のこの日、アメリカで禁酒法が実施されました。
先週の土曜日(1月14日)に戸田市文化会館で開催された「未来を拓く『学ぶ』プロジェクト」のシンポジウムに参加してきました。
アクティブ・ラーニングは次期学習指導要領のキーワードのひとつですが、本県では東京大学と連携して「協調学習」の研究と実践を積み重ねてきています。その発表の機会でもあったシンポジウムは大変勉強になりました。県内だけではなく全国から多数の先生方が参加されていました。
〈気になる言葉〉
「何ごとによらず、世の中のことが自分の思ったとおりになることは少ないので、そこに一つの『あきらめ』を持ち、ある程度まで不幸なことにも耐えていかなくてはならない。」
渋沢栄一『立志の作法』国書刊行会 2010 p.49.
校長会議
1199年のこの日、源頼朝は、落馬が原因でこの世を去りました。
さいたま市民会館うらわにおいて全県の校長会議が開催されました。教育局の指示・連絡をはじめ重要事項満載の会議でした。また、他校の校長先生との情報交換も大変勉強になりました。
〈気になる言葉〉
「親であるということは一つの重要な職業だ。しかし未だかつて、子供のために、この職業の適性検査が行われたことはない。」(ジョージ・バーナード・ショー)
酒井穣『21世紀の生き方』ディスカヴァー・トゥエンティワン 2015 p.41.
PTA役員会
1928年のこの日、ラジオで初の大相撲実況放送が行われました。
本日の午前中、第5回PTA役員会が開催されました。今年度は、他の校務が重なってしまうことが多く、PTA役員会を欠席するばかりで役員の皆様に御迷惑をおかけしてきました。今日は出席することができました。
御出席いただいた役員の皆様、朝早くからありがとうございました。本年もよろしくお願いします。
〈気になる言葉〉
「第1次大戦当時の首相ロイド・ジョージは議会で、ある女性議員に嚙みつかれた。『私があなたの奥さんだったら、あなたの飲む紅茶のなかに毒を入れたい』首相は静かに答えたという。『もし私があなたのご亭主だったら、よろこんでその紅茶を飲むでしょうな』」
竹内政明『名言手帳』大和書房2011 p.115.
起死回生のホームラン
1867年のこの日、徳川昭武とその一行が、パリ万国博への招請を受けて横浜を出発しました。
今日から授業が始まりました。校庭で高等部1年生が野球をしていました。楽しそうなプレーを見ていたら、「次は校長先生がバッターです」と声をかけられました。臆するものか! と飛び入り参加。
ところが、バットにボールが当たりません。あわや三振かと追い込まれました。こうなったら真剣勝負。上着を脱いで最後の一振りに集中。結果は……。起死回生のホームラン!! ニンマリしながら引き上げました。
〈気になる言葉〉
「権力志向、集団主義の人びとの中に長くおれば、人間の良質な部分が削ぎ落とされ衰弱していくように思われる。日本人は創造力に欠けているといわれるが、能力がないのではなく、人生の早い時期からこういう環境に置かれているからではないか。だから、それに気づけばそこから意識して脱出しなければならない。」
早川和男『権力に迎合する学者たち』三五館 2007 p.94.
苦しいことから逃れる方法
「110番の日」です。110番に対するいたずら電話をなくし、適切な利用を呼びかけるために警察庁が制定したそうです。
本校・嵐山学園内教室ともに三学期の始業式が行われました。進級・卒業に向けて総まとめをする大事な時期になりました。
本校の始業式で、アテネ五輪シンクロナイズドスイミング銀メダリストである武田美保さんの言葉を紹介しました。「苦しい時にそれから逃れる方法は二つ。やめて楽になるか、こえて楽になるか」という言葉です。
苦しいことから逃げてやめてしまうのではなく、逃げずに踏ん張って乗り越えていってほしいと思います。結果としてうまくいかないこともあるでしょう。でも、逃げずに乗り越えようと頑張る中でこそ力がつく、成長できる、そう信じています。
〈気になる言葉〉
「目標達成する人は『ダメ元』と思って行動する、ダメな人は『どうせダメ』とあきらめる。」
嶋津良智『目標を「達成する人」と「達成しない人」の習慣』明日香出版社 2014 p.26.