2016年11月の記事一覧
工夫を凝らして
語呂合わせから「いい服の日」です。
昨日(28日(月))は、土曜日に行われた授業参観の振り替えで休みでした。
高等部の授業風景です。先生方が工夫を凝らした教材を用意してくれました。
〈気になる言葉〉
「道徳はもちろん大切です。しかし道徳は、究極的には人によって考え方が分かれてしまうものです。個人が一人ひとり真摯に向き合って、どうするのがよいのだろうかと考えていくべきものです。それを教育の現場で行おうとしても、教師が望むよい子像を押し付けることになりかねません。」
木村草太『憲法という希望』講談社現代新書2016 p.154.
授業参観日
1935年のこの日、日本ペンクラブが創立されたのを記念して「ペンの日」です。
今日は授業参観日です。小・中学部は学校での授業の様子を参観していただきました。高等部はマラソン大会の様子を見ていただきました。
御来校いただいた保護者の皆様、ありがとうございました。
なお、28日(月)は本日の代休になります。
〈気になる言葉〉
「官僚は国民を無知蒙昧な有象無象と考えている。それだから、有象無象の国民によってえらばれた国会議員は無知蒙昧のエキスに過ぎないと見下している。そして国家を支配するのは国家公務員試験や司法試験などの難しい国家試験に合格した偏差値エリートであるべきだと信じている。」
佐藤優『沖縄と差別』金曜日 2016 p.45.
学校評議員会・学校評価懇話会
1975年のこの日、三島由紀夫が東京市ヶ谷の自衛隊に乗り込み割腹自殺を遂げました。
第2回学校評議員会・学校評価懇話会が開催されました。例年は本校の授業見学をしていただいていましたが、今回は嵐山学園内教室の授業の様子を見ていただきました。
御参加いただきました皆様、ありがとうございました。
〈気になる言葉〉
「龍馬はごく短期間、塾に通ったが、友人との喧嘩がもとで退塾し、以後ほとんど独学で学んだ。このため、当時の武士の子弟が幼いころから叩きこまれた儒教の思想でこりかたまることがなかった。龍馬の自由で突飛でしかも合理的な発想は、塾で学ばなかった、という事実によるところが大きいと思う。」
坂本藤良『幕末維新の経済人』中公新書 1984 p.60.
サッカー大会は明日に順延
11と24で「いいふし(節)」の語呂合わせから「鰹節の日」です。
埼玉スタジアム2002で特別支援学校サッカー大会が開催される予定でしたが、雨天のため明日に順延となりました。
学校の近くでは朝から雪が降りましたが、子どもたちは元気に登校してくれました。
【追記】16:20
明日に順延となったサッカー大会ですが、大会本部から中止の連絡がありました。練習を重ねてきた高等部の生徒たちにとっては残念ですが、天候には勝てないので仕方ありません。
〈気になる言葉〉
「『昔はねぇ』というのが会話の枕詞となれば、それはもう、立派な老化現象である。」
西部邁『生まじめな戯れ』ちくま文庫 1992 p.74.
嵐山学園内教室の授業
語呂合わせから「いい夫婦の日」です。
嵐山学園内教室の授業を見学しました。10年目の先生の研究授業も行われました。中学部の生徒たちは高校入試に向けて頑張っています。
〈気になる言葉〉
「あなたの長所を否定することが、謙虚さなのではない。謙虚さとは、あなたの短所をごまかしたりしないことだ。」
ジョン・C・マクスウェル『人を動かす人の「質問力」』三笠書房 2016 pp.46-47.
真剣
1978年のこの日、巨人は江川卓投手と入団契約を結びました。前年のドラフト会議から1年間の交渉権が切れたとする「空白の1日」の盲点をついたものでした。
高等部の授業です。書き初めの練習です。生徒は、皆、真剣な表情で取り組んでいました。
〈気になる言葉〉
「いじめっ子は、自分の発言に対して、無礼な返答が戻ってくると予想しています。そこで、ほめ言葉が返ってくると、どうしてよいのか困ります。」
ケイト・コーエン・ポージー『いじめられっ子の流儀』学苑社 2016 p.24.
第2回学校公開
第2回学校公開日です。学校公開は、「開かれた学校づくり」の一環として、保護者や地域の方々に本校の良さを知っていただく機会です。
朝早くから御来校いただいた方もいらっしゃいます。ありがとうございます。
〈気になる言葉〉
「生徒をどう教育するかについても改善すべきだし、教師の業績評価を堂々と審議し、生徒の習得度合いに応じて教師の給与を支払うべきだ。」
ロバート・ライシュ『格差と民主主義』東洋経済新報社 2014 pp.67-68.
ノーマライゼーション教育推進研修
徳川吉宗の頃に御城将棋という年中行事を行っていた史実から「将棋の日」です。
中学校初任者のノーマライゼーション教育推進研修が行われました。小・高の各学部の活動に参加してもらいました。
座学の講義では、校長だけではなく特別支援教育コーディネーターや教頭先生にも話をしてもらいました。
参加された中学校の先生方、お疲れ様でした。
〈気になる言葉〉
「旧弊に立ち向かう象徴とも思われる長い髪を振り乱して熱く語り、東奔西走し、大活躍する金八先生の登場は、意欲を欠いた事なかれ主義が横溢する時代を背景に痛快ではあった。ただ、所詮虚構の世界に生きる人であり、理想の教師像などと思い込み、わが子の通う学校に求めるようなことはしてほしくない。」
彦井脩『金八先生の隣のクラス』大学通信 2009 p.109.
四苦八苦
語呂合わせから「いい色の日」です。
14日は県民の日、15日は開校記念日で学校は休みだったので今日は連休明けですが、子どもたちは元気に登校しました。
明日、本校で中学校の初任者の先生方が研修をします。本校の先生方が万全の準備をしてくれたので充実した研修となること間違いなしです。心配なのは校長の講義。講義の教材研究に四苦八苦しています。どうなることやら……。
〈気になる言葉〉
「教師が一方的に話すと、生徒はただ教師が話す内容を機械的に覚えるというだけになる。生徒をただの『容れ物』にしてしまい、教師は『容れ物を一杯にする』ということが仕事になる。『容れ物』にたくさん容れられるほどよい教師、というわけだ。黙ってただ一杯に『容れられている』だけがよい生徒になってしまう。」
パウロ・フレイレ『被抑圧者の教育学』亜紀書房 2011 p.79.
子どもたちの声
1867年のこの日、坂本龍馬が中岡慎太郎とともに暗殺されました。志半ばの非業の死でした。
本校は、昭和55年4月、比企地区唯一の知的障害養護学校として開校しました。開校時は小・中学部のみで99名のスタートでした。高等部はその翌年に設置されました。現在は小・中・高等部合わせて128名が在籍しています。また嵐山町に併設する嵐山学園内教室には小・中学部46名が在籍しています。
校舎内をぐるりと一周しました。いつもは子どもたちの元気な声があふれる教室ですが、さすがに今日はシ~ンとしています。子どもたちの声が聞けない学校は寂しいですね。
〈気になる言葉〉
「自分を元気づける一番良い方法は、誰か他の人を元気づけてあげることだ。」(マーク・トウェイン)