校長室より

2016年9月の記事一覧

中学部修学旅行(2)

 語呂合わせから「クリーニングの日」です。全国クリーニング生活衛生同業組合連合会が制定しました。

 中学部修学旅行2日目です。
  午前中にアクアワールド大洗水族館を見学しました。イルカショーに大きな歓声があがりました。午後は雨のため予定を変更して、めんたいパーク大洗と大洗マリンタワーで過ごしました。ホテルに戻ってからは結婚式に使われる教会を見学しました。3年生は、ますます元気です。

〈気になる言葉〉

「言葉が豊かだと、生きる楽しさは増すのではないだろうか。『めし、ふろ、ねる』や『ばか、死ね、きもい』だけでも、イキモノとしては生きていけるかもしれないが、あまりに殺伐としてくる。『別に』『かわいい』『やばい』だけの連発も味気ない。世界はもっと多彩な言葉でできている。」

太田直子『字幕屋の気になる日本語』新日本出版社 2016 p.17.

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中学部修学旅行(1)

 語呂合わせから「くつやの日」です。はきやすい靴を全国に広めることを目的として大阪に本社を置く会社が制定しました。

 中学部修学旅行初日です。
  今朝、学校をバスで出発し、最初につくばエキスポセンターに向かいました。昼食後、バスで大洗磯前神社へ移動。その後、砂浜で遊びました。16時過ぎ、無事、ホテルに到着。皆、元気です。

〈気になる言葉〉

「服従することだけできて、反抗することができない人間は、奴隷である。反抗だけできて、服従ができない人間は、反逆者(革命家ではない)である。彼は怒り、失望、恨みから行動するのであって、信念や原理の名において行動してはいない。」
エーリッヒ・フロム『反抗と自由』紀伊國屋書店
1983 p.12.

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今日は早く寝ます

 1940年のこの日、日独伊三国同盟が調印されました。

 明日から中学部の修学旅行です。安全第一で有意義な学習活動ができるよう先生方が万全の準備をしてくれました。中学部3年生の皆さん、明日に備えて今日は早く寝ましょう。引率する校長も、今日は早く寝ます。

 


〈気になる言葉〉

「高貴さの本質を示すものは、自己に課す多くの要求や義務であって、権利ではない。」(オルテガ)

岩田温『逆説の政治学』ベスト新書 2011p.58.

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未来の先生

 1904年のこの日、『怪談』で有名な小泉八雲が他界しました。小泉八雲の本名はラフカディオ・ハーンです。

 

 今日から2週間の教育実習が始まります。初日の今日は、担当者から実習上の注意事項等の説明があり、その後、校長による講義を行いました。未来の先生、頑張ってください!

 

〈気になる言葉〉

「大学を出たばかりで社会人としての経験は乏しい若者が、職場に入ったとたん『先生』 と呼ばれて己より年下の生徒に君臨する。まさに教室の帝王である。また自分の親と変わらぬ保護者からも『先生』と呼ばれ敬意を表される。こんなことが続くと、いつしか自信過剰に陥り、やがて他人に対する謙虚さも気配りも忘れてしまう。これが、教師の『非常識、世間知らず』の生まれる原因だろう。」

斎藤満喜『教師の常識・非常識』日本教育新聞社1996 p.7.

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高等部説明会

 1964年のこの日、王貞治選手(巨人軍)が1シーズン55本塁打の日本新記録(当時)を樹立しました。

 小学部低学年の遠足が雨のため9月30日に延期になりました。30日は晴れますように。

 午前中に高等部説明会を実施しました。高等部の教育活動、進路状況、入学選考等についての説明後に、授業を見学していただきました。御参加いただいた皆様、ありがとうございました。

 

〈気になる言葉〉
「子どもたちにはよく、『先生は『意見』は聞くが、『文句』は絶対聞かない』と話している。要するに民主的な話し合いにはいつでも応じるが、利己的な主張は絶対通さないという宣言である。」
平光雄『究極の説得力』さくら社 2014 p.19.

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高等部2年の集団宿泊学習

 大相撲では、1952年のこの日から、江戸時代以来続いていた土俵の四本柱を廃止し、吊り屋根に4色の房を下げた現在の形式になりました。

 昨日から神川げんきプラザで集団宿泊学習をしていた高等部2年生が帰ってきました。先週、事前学習で作ったカレーライスを紹介しましたが、本番でも美味しいカレーライスは作れたでしょうか? お疲れ様でした!

〈気になる言葉〉
「歯ブラシは最低でも1ヵ月に一度は新しいものに替えてください。歯ブラシそのものに細菌が繁殖するからです。1ヵ月以上同じ歯ブラシを使えば、ほとんど細菌でみがいているも同然です。」
森昭『歯はみがいてはけない』講談社+α新書 2016 p.65.

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給食試食会・学校保健委員会

 1903年のこの日、日本で初めてのバス会社が本格的な営業を開始したことから「バスの日」です。

 給食試食会と学校保健委員会を実施しました。大勢の保護者の方に参加していただきました。
 試食後の学校保健委員会では学校歯科医の辻川先生に御講演をしていただきました。楽しくわかりやすいお話でとても勉強になりました。

 

 美味しい食事の後はしっかり勉強。充実の時間でした。御参加いただいた皆様、ありがとうございました。

〈気になる言葉〉

「勉強は食事と同じですよ。人間は食事をして体に栄養を取り込んで、成長しますね。勉強とは知識を取り込んで頭や心を成長させることです。勉強とは、いわば『心の栄養』を取ることです。」(瀬戸内寂聴)

おおたとしまさ編著『子どもはなぜ勉強しなくちゃいけないの?』日経BP社 2013 p.41.

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小学部の学校体験

 1877年のこの日、モース博士が大森貝塚を発掘しました。

 昨日に引き続き学校体験を実施しました。今日は小学部です。音楽の授業に参加していただきました。お父さん・お母さんも一緒に参加してくださいました。ありがとうございました。

 

〈気になる言葉〉
「嫌なことでも我慢してやらなければならないことは世の中にはたくさん存在する。楽しみのために乗り越えなければいけない退屈は数え切れないほどある。」
後藤武士『最強最後の学習法』宝島社 2005 p.8.

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中学部の学校体験

 2008年のこの日、サブプライムローン問題で巨額の損失を被ったアメリカのリーマン・ブラザーズが倒産しました。リーマン・ショックといわれています。

 中学部の学校体験が行われ、国語・数学の授業に参加していただきました。その後、担当から中学部の説明を行いました。御参加いただいた皆様、ありがとうございました。

 


〈気になる言葉〉

「六十歳をすぎた老人が、知人に『人間一人一人をとって見れば、正しい事ばかりはしておらん。人間三代の間には必ずわるい事をしているものです。お互いゆずりあうところがなくてはならぬ』と話してくれた。」

宮本常一『忘れられた日本人』ワイド版岩波文庫 1995 p.37.

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美味しい作品

 3月14日のホワイトデーから半年後の今日は、男性から積極的に愛を表現する日ということで「メンズバレンタインデー」です。

 高等部1年生が集団宿泊研修から帰ってきました。天候の関係で一部予定を変更しましたが、無事終了しました。お疲れ様でした!


 来週は高等部の2年生が集団宿泊研修です。昨日、事前学習の一環として作ったカレーライスを校長室に届けてくれました。「甘口と辛口と普通の3種類です」。届けてくれた生徒が解説してくれました。3つとも美味しくいただきました。辛口がいちばん美味しかったかな。



 連日、子どもたちが授業で作った「美味しい作品」をいただいています。嬉しい限りです。太らないかと心配しています。


〈気になる言葉〉

「『みんな』という言葉は、ある面ではとても便利な言葉です。『みんな』を隠れ蓑にして、自分の言いたいことをさりげなく他人の意見のような形で言うことができるからです。」
三森ゆりか『論理的に考える力を引き出す』一声社
2002 p.71.

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あいにくの雨

 1912年の明治天皇大喪の日、軍人・乃木希典大将が夫人ともに自刃しました。この事件を題材に夏目漱石は『こころ』を書いています。

 高等部1年生は今日から1泊2日の集団宿泊学習です。今朝、学校からバスで長瀞げんきプラザに向かいました。あいにくの雨。現地でも天気が心配ですが、協力しながら学校では味わえない体験をいっぱいしてください。

 

〈気になる言葉〉

「『ファッション』は『自分のための装い』であり、『身だしなみ』は『相手のための装い』なのです。あなたの基準で『オシャレ』をするのではありません。」

新田龍『「伸びる社員」と「ダメな社員」の習慣』明日香出版社 2012 p.21.

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ごちそうさまでした!

 「公衆電話の日」です。1900年のこの日、日本初の公衆電話が上野駅と新橋駅にあわせて5台設置されました。

 「校長先生、どうぞ」。小学部6年生が手作りのピザを校長室まで持ってきてくれました。先生たちと一緒に生地からすべて自分たちで作ったそうです。



おいしかった! 6年生のみんな、ごちそうさまでした!

〈気になる言葉〉

後生〈こうせい〉畏〈おそ〉るべし。焉〈いずく〉んぞ来者の今に如〈し〉かざるを知らんや。四十五十にして聞こゆることなきは、これ亦〈また〉畏〈おそ〉るるに足らざるのみなり。(先生がいわれた。『若い人は恐るべきだ。これから出てくる人が現在の自分たちほどになれないと、だれがいえよう。四十歳、五十歳になって世間に少しも知られていないようでは、これはまた恐れるに足らない』)」
貝塚茂樹訳注『論語』中公文庫 1973 pp.253-254.

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ライバルは昨日までの自分

 五節句の一つである「重陽」。菊に長寿を祈る日です。古代中国では、菊は邪気を祓い長生きする効能があると信じられていたそうです。

 

 高等部の体育祭が行われました。御来校いただき応援をしてくださった保護者や地域の皆様、ありがとうございました。

 

 校長は開会式でこんな話をしました。

 

「『より速く、より高く、より強く』。これはオリンピックのモットーです。今日の体育祭では、昨日の自分よりも『より速く、より高く、より強く』を目指して頑張りましょう。 
  ライバルは昨日までの自分です。昨日の自分に負けないよう自分の中で全力を尽くせば、全員、金メダルです!」

  
 

〈気になる言葉〉

「すぐれた人間とは、自分自身に多くを課す者のことであり、凡俗な人間とは、自分自身に何も課さず、現在あるがままのもので満足し、自分自身に陶酔している者である。」(オルテガ)

岩田温『逆説の政治学』ベスト新書 2011 p.58.

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貴重な経験

 1951年のこの日、吉田茂首相(当時)がサンフランシスコ対日講和条約と日米安全保障条約に調印しました。

 小学部高学年が集団宿泊学習から帰ってきました。台風の影響で天気が心配されましたが、ほぼ予定通りの学習を終えることができました。

 みんなで一緒の宿泊は貴重な経験になったでしょう。いろんなことを学んできたことでしょう。楽しい思い出もたくさんできたはず。

  小学部高学年のみんな、お疲れ様!

〈気になる言葉〉 

「まちがうことをおそれちゃいけない まちがったものをわらっちゃいけない まちがった意見をまちがった答えを ああじゃないかこうじゃないかと みんなで出しあい言いあうなかでだ ほんとのものを見つけていくのだ そうしてみんなで伸びていくのだ」

蒔田晋治『教室はまちがうところだ』子どもの未来社 2004 p.4.

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ドキドキの集団宿泊学習

 語呂合わせから「クリーナーの日」です。

 小学部高学年は今日から集団宿泊学習です。今朝、元気に小川げんきプラザに向かいました。家庭を離れて1泊します。ドキドキしている子どももいるかもしれません。もしかしたら、お父さん・お母さんもドキドキしているかもしれませんね。

〈気になる言葉〉

「乳幼児期、とくに自我が芽生える2歳代から、親に認められ、承認され、何よりも、愛されて育った子どもは、決して嘘をつきません。他人をだましたりしないのです。親は『どの子もみんないい子』とか、『子どもは嘘つきではない』という『性善説』に立って子育てをしてほしいと思います。」
内田伸子・板倉昭二編『高校生のための心理学講座』誠信書房
2016 p.56.

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手作りの動物園

 1954年のこの日、黒澤明監督の『七人の侍』がベニス映画祭で銀獅子賞を受賞し、1997年のこの日には、北野武(ビートたけし)監督の『HANABI』がベネチア国際映画祭のグランプリに相当する金獅子賞を受賞しています。

 昨日、校長室前の「手作りの水族館」を紹介しました。「手作りの動物園」もあります。その他、展示されている長谷部航輝君(高等部)の作品の一部を紹介します。

 
 
 


〈気になる言葉〉

「心理学によれば、人間の行動の少なくとも九〇パーセントは習慣によるものだといいます。」

マーシー・シャイモフ『脳にいいことだけやりなさい!』三笠書房 2008 p.30.

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手作りの水族館

 1962年のこの日、プロ野球の金田正一投手(当時の国鉄スワローズ)が、通算三振奪取3514個の世界新記録を樹立しました。

 校長室前の「手作りの水族館」を紹介します。高等部の長谷部航輝君の作品です。校長のカメラの腕が悪いので、その素晴らしさが伝えられないのが残念です。御来校の際は、ぜひ校長室前の展示をご覧ください。 

 


〈気になる言葉〉

「教師は、カウンセリングについての知見からヒントを得ながらも、カウンセラーとしてではなく、あくまでも教師として子どもとかかわることが重要なのです。」

春日井敏之・伊藤美奈子編『よくわかる教育相談』ミネルヴァ書房 2011 p.6.

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一生懸命やるから面白い

 9(く)と2(じ)の語呂合わせから「宝くじの日」です。

 二学期は学校行事がたくさん予定されています。

 子どもだけではなく我々大人も好きなことや面白いことは一生懸命やります。好きなことや面白いことを見つけて一生懸命やるのは素晴らしいことですが、学校生活の中では、「面白いから一生懸命やる」だけではなく、「一生懸命やるから面白い」という経験をしてほしいと思います。好きでもない、興味もない、そういうことでも一生懸命やると面白くなる、ということを知ってほしいと願っています。

 

 学校行事の多い二学期の学校生活の中で、「一生懸命やるから面白い」、そんな経験をたくさんしてくれることを期待しています。

 

〈気になる言葉〉

「受験競争は、青少年を職業にリスクなく振り分けるための極めて優れた制度である。優れた制度だからこそ、悪評や度重なる教育改悪にもかかわらず、現在でも続いているのだ。」
山田昌弘『希望格差社会』筑摩書房
2004 p.87.

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二学期始業式

 1923年9月1日11時58分に起こった関東大震災の惨事を教訓として、防災意識を高めるために創設された「防災の日」です。

 本校、分教室ともに始業式が行われました。二学期が始まりました。



 各学部の代表の児童・生徒が、本校では夏休みの思い出について、分教室では二学期の抱負について、それぞれ発表してくれました。みんなの前での発表、緊張したことでしょう。でも、しっかり発表できました。

 二学期も、元気に、楽しく、一生懸命、頑張りましょう!

〈気になる言葉〉

「教育においては、『何を避けるべきか』を示すことに止め、『何をなすべきか』を示さないことが重要だと思う。」
猪木武徳『自由の思想史』新潮選書
2016p.142.

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