校長室より

2016年7月の記事一覧

一学期終業式

 1971年のこの日、東京・銀座にマクドナルドの日本第1号店がオープンしたことから「ハンバーガーの日」です。

 本校と嵐山学園内教室においてそれぞれ一学期終業式が行われました。夏休み中はケガや事故に気をつけてください。

 

 一学期の「和顔愛語~校長室だより~」は今日で終わりです。夏休み中はお休みをいただき、二学期から再開します。よろしくお願いします。

〈気になる言葉〉
「公費が投入される以上、その根拠に見合った、例えば情報開示や教育内容の根幹的事項については、国民に利益が適切に還元されるよう一定の縛りがあるべきなのは当然である。」
福井秀夫・戸田忠雄・浅見泰司編著『教育の失敗』日本評論社
2010 p.14.

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一学期最後の給食

 1980年のこの日、モスクワオリンピックが始まりました。日本は、前年のソ連(当時)によるアフガニスタン侵攻を背景に不参加を決めました。

 毎日の給食には本校の栄養士からのコメントが添えられています。おいしい給食とともに、コメントを読むのを楽しみにしています。一学期最後の給食とそのコメントを紹介します。

「西日本の各地では、きのう梅雨明けの報道がありました。東日本の梅雨明けはもう少し先のようです。1学期の給食もきょうがさいごになりました。かぼちゃのカレー、サラダにはコーンやアスパラガスなど、きょうも夏のやさいがたっぷりです。1学期は、おととしよりも去年よりも残りが少なく、皆さんがよく食べてくれていてほっとしています。高等部の毎朝の牛乳パック回収など、ご協力ありがとうございました。9月は2日スタートです。」



〈気になる言葉〉

「自分以外の誰か(価値の受けて=お客)のためにやるのが仕事。自分のためにやる自分に向いた活動はすべて『趣味』。」

楠木建『好きなようにしてください』ダイヤモンド社 2016 p.157.

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高等部個別面談

 「中元」です。中国では1月15日を「上元」、7月15日を「中元」、10月15日を「下元」といいます。日本では、盂蘭盆会〈うらぼんえ〉と重なり、祖先を供養し両親らに食べ物をおくる風習が、現在の、お世話になった方々に贈り物をする「お中元」になったそうです。

 高等部では昨日から個別面談が始まりました。個に応じた指導をするため、保護者の方との話し合いを通して共通理解を図って参ります。御協力、よろしくお願いします。

〈気になる言葉〉
「信頼とは一朝一夕には築くことができないものです。友人関係も、長い時間をかけてしだいに信頼関係が生まれてくるのであって、恋に落ちるわけではあるまいし、一目会ったときからというわけにはいきません。」
戸田忠雄『いま、「学校」から子どもを守るために親ができること』講談社 2001 p.14.

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飛び入り出演!

 1789年のこの日、パリ市民がバスチーユ監獄を襲撃し、フランス革命の火ぶたが切って落とされました。

 高等部3年の総合的な学習の時間の中で夏休みの宿題が出ました。自分の住んでいる市町村の福祉課に行って「どんなサービスがあるのか」「困ったときにはどこに相談できるのか」「手続きはどうすればいいのか」などを教えてもらってくるという宿題です。

 事前指導として、窓口で想定されるやりとりを授業の中で先生方が実演しました。教頭先生が役所の担当者の役で「飛び入り出演」しました。



〈気になる言葉〉
「モーツァルトは直筆の楽譜を見ると、直しが意外に多く、一般的に信じられている通説と違って推敲を重ねている。当時の作曲家がおよそ3カ月で1曲を仕上げているのに対して、モーツァルトは倍の6カ月前後をかけている。」
北村勝朗『上達の原則』CCCメディアハウス 2015 p.18.

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一日校長研修

 1930年のこの日、サッカーの第1回ワールドカップが南米ウルグアイで開催されました。

 校長と先生方との面談を実施しています。一日数人ずつ実施しています。その中で、「一日校長研修」と称して、先生方から「自分が校長だったら何をするか」について意見や提案を聞かせてもらっています。とても勉強になります。

〈気になる言葉〉
「ロボットやAI(人工知能)に仕事を代替され、失業されることを『テクノロジー失業』と呼ぶ。世界経済フォーラム(WEF)が今年1月に発表した分析報告書によると、15の国・地域で2020年までに710万人が職を失うとされる。(中略)日本は労働人口の約49%、米国は同約47%が代替される可能性があるという。(中略)労働者には『協調性、創造性、非定型』の知識・スキルを身につけることが求められてくる。」

PRESIDENT」2016年7月18日号 p.15.

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