校長室より

2016年6月の記事一覧

ボランティア養成講座

 1966年のこの日、ビートルズが初来日。日本滞在5日間に動員された警察官は機動隊も含めて延べ3万5千人。ちなみに、今年の伊勢志摩サミットの要人警護や交通規制にあたった警察官は三重、愛知両県内で最大約2万3千人でした。

 本校では、特別支援学校で学ぶ児童生徒の活動のお手伝いをしていただく「学校支援ボランティア」のための「養成講座」を実施しています。

 今日は、養成講座受講者の方々に高等部で実習をしていただきました。お疲れ様でした。

 

 「学校支援ボランティア」に興味をお持ちの方は、本校
HPの「学校支援ボランティア募集のお知らせ」のコーナーをご覧ください。よろしくお願いします。

〈気になる言葉〉 

「どんなにばかげた意見でも、たいてい博士号をもつ人が世界でひとりくらいはそれを支持する論文を書いているものだ。」

ベン・ゴールドエイカー『デタラメ健康科学』河出書房新社 2011 p.112.

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まだ4回目

 1859年5月28日、徳川幕府は横浜・長崎・箱館(函館)で自由貿易を許可する布告を出しました。この日(陽暦6月28日)を記念して「貿易記念日」です。

 午前中に高等部の現場実習先を巡回訪問しました。生徒たちはそれぞれの実習先で頑張っていました。校長の巡回は今年度まだ4回目ですが、進路担当の先生は毎日のように企業等を巡回しています。

〈気になる言葉〉
「『できません』というのは、要するに、『わたしはナマケ者です』という看板を出すということである。」
畠山芳雄『こんな先輩を見習うな』PHP文庫 1986 p.72.

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プール初日

 1880年のこの日、ヘレン・ケラーが生まれました。ヘレン・ケラーは、目が見えない、耳が聞こえない、口がきけないという三重苦の中で読み書きをマスターし、大学を卒業後は社会福祉活動に力を入れ、「奇跡の人」と呼ばれました。

 今日は朝から出張でした。出張先から学校に向かい、到着してすぐに校内を一回り。プールで高等部の生徒たちが準備体操をしていました。高等部の生徒たちは、今日が今年度最初のプールの授業です。



〈気になる言葉〉

「しようと思えば、わるいこともできる、という状態において、自主的にわるいことをしないで、よいことをする。それが自由のすばらしさである。」

羽仁五郎『教育の論理』ダイヤモンド社 1979 p.82.

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考え方によって行動は変わる

 1947年のこの日、アメリカの実業家ケネス・アーノルド氏が自家機で飛行中に9個の空飛ぶ円盤を発見し、これをアメリカ空軍はUFO(未確認飛行物体)と名づけました。UFOマニアは「UFOデー」と呼んでいるそうです。

 嵐山学園内教室で研究授業が行われました。「考え方によって変わる行動」というテーマで、前向きな考え方を知ること、前向きに考えてゲームを最後までやることを目標にした授業でした。

 

〈気になる言葉〉

「人の悪口を言うは、自分の下劣なことを自白するにすぎぬ、最も聞き苦しいことである。」
新渡戸稲造『修養』タチバナ教養文庫2002 p.196.

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未来の先生たち

 沖縄慰霊の日です。沖縄における地上戦ではおよそ20万人もの犠牲者を出しました。

 

 埼玉大学の3年生24名が嵐山学園内教室を見学されました。全員が養護教諭を目指しているそうです。

 校長は、「安心して失敗できるのは学生の特権」と力説しましたが、はてさて、学生の皆さんの参考になるような話はできたのでしょうか?

 
見学された皆さん、お疲れ様でした。未来の先生たち! 頑張ってください!!

 

〈気になる言葉〉

「夢というものは一回あきらめ方を覚えたら、あとは簡単です。どんな夢も同じ理由であきらめることが可能になります。」
植松努『NASAより宇宙に近い町工場』ディスカヴァー・トゥエンティワン 2009 p.47.

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鮮やかなシュート!

 1965年のこの日、日韓基本条約が調印されました。

 今日はあいにくの雨。気温も低く、プールは中止です。体育館で高等部の生徒たちがバスケットボールに取り組んでいました。鮮やかなドリブルシュートを決める生徒もいました。

 

〈気になる言葉〉
「教育問題の難しさは、たとえ現在の政策に誤りがあったとしても、それが判明するには相当の時間を要し、しかもわかったときには遅すぎる、そういう『時間差問題』を抱えていることにある。雇用政策や経済政策とは異なり、制度を変えること自体にも時間がかかる。政策の有効性を評価する方法も十分には開発されておらず、数値目標も立てにくい。」(苅谷剛彦)

酒井穣『21世紀の生き方』ディスカヴァー・トゥエンティワン2015 p.7.

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初任者研修の感想(2)

 「えびフライの日」です。曲がったえびが「6」に見えること、「21」を2(フ)ラ1(イ)と読む語呂合わせからですが……。ちょっと苦しい感じがしますね。

 昨日に続いて、本校で研修された初任者の方々の感想の紹介です。

・特別支援教育は「教育の原点」である。この言葉の意味を1日の研修の中でも強く感じることができました。

・生徒の集中力や、物事に取り組む姿勢は、普段普通高校で会う生徒と変わらない、もしくはそれ以上であると感じた。

・知的障害のある生徒は運動やコミュニケーションが苦手な生徒が多いと聞いたことがあったので、意外な生徒たちの姿に驚きました。先生方の指導の面では、どの先生もほとんどの生徒の障害特性や性格などを把握していることに驚きました。チームで一体となってきめ細かい指導をするためには情報共有は大切だと実感しました。生徒と接している時には生徒と表情豊かに接し、気づいたところから積極的にほめていました。一日生徒に貼りつきで体力も精神力も使っている先生方が、いつでもとても素敵な表情で指導されていました。生徒を第一に考えてよい部分は伸ばし、自信をつけさせることも必要だと実感しました。

〈気になる言葉〉
「偶然は、準備のできていない人を助けない。」(パスツール)

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初任者研修の感想(1)

 1899年のこの日、初の日本製映画が歌舞伎座で公開されました。タイトルは「紅葉狩」。9世市川団十郎と5世尾上菊五郎の舞台を撮ったものだそうです。

 6月8日(水)に高等学校の初任者研修が本校で開催されたことを紹介しました。参加された初任者の方々の感想をいただきましたので、その一部を紹介します。

・授業の中で、それぞれの児童にあわせて課題を選び、教材をつくっていらっしゃる先生方のお話もお聞きすることができ、とても勉強になりました。

・教員の言動に関しては、指示を出す際や、児童・生徒の発言に対する反応などの表情が豊かであり、児童・生徒にとって分かりやすいと感じた。

・生徒一人一人の特性を把握して、適切な支援や指導を施すという特別支援の考え方は、高校での指導でも充分に活かしていかなければならないと感じました。

・登校から笑顔で学校に来る生徒が多く感動したと同時に考えさせられました。日頃の生徒への接し方を考えて、生徒がいつも笑顔で登校できるように生徒に接していきたいと思います。

・1日中生徒の指導が必要になる中、先生方の行き届いた配慮がすばらしいと感じました。このことに関しては一般の学校でも必要なことなので、参考にさせていただきたいと思いました。

〈気になる言葉〉
「何を学んだかによって自分が誰であるかが決まる、と言ってもよいでしょう。」
斎藤慶典『中学生の君におくる哲学』講談社 2013 p.16.

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PTA北部支部会

 1874年のこの日、巡査制度がスタートしたことから「おまわりさんの日」です。

 本日の午前中、小川町において本校PTA北部支部会が開催されました。校長の参加は、これで、東部支部、西部支部と合わせて3支部会になります。

 残る南部支部会は7月に予定されていますが、他の出張と重なってしまいましたので、違う機会に参加させていただこうと思っています。

〈気になる言葉〉

「場面が変わるごとにその場にふさわしい適切な語法でコミュニケーションをとれるひとのことを、私たちは『大人』と呼んできた。」

内田樹『「おじさん」的思考』晶文社 2002 p.73.

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勉強になる言葉

 848年のこの日、時の仁明天皇が16個の菓子類を神前に供えて疫病退散を祈ったことから「和菓子の日」です。

 本日の午前中、高等部の生徒たちの現場実習先を進路指導担当者と一緒に訪問しました。今週の火曜日(6月14日)に続いて2回目の訪問です。

 実習先のひとつである津田工業株式会社(東松山市)の工場を見学させていただいている中で、廊下の掲示物の前で足が止まりました。

 掲載の許可をいただきましたので、紹介します。



  ほかにもこんな言葉がありました。

「たくさん皿を洗う人はたくさん皿を割る 失敗を恐れずに挑戦していくことが大切である」
「本気ですれば大抵のことはできる 本気ですれば何でもおもしろい 本気でしていると誰かが助けてくれる」
「凡百の議論より実践」
「貴殿はどちらですか? 人財 人材 人在 人罪」

 「気になる言葉」のオンパレードでした。勉強になりました。

〈気になる言葉〉 

「最終的な成否を左右するのは、たくさんの小さなことだ。」

コリン・パウエル『リーダーを目指す人の心得』飛鳥新社 2012 p.34.

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PTA西部支部会

 埼玉県民の日は11月14日ですが、この日は千葉県民と栃木県民の日です。

 本日の午前中、嵐山町において本校PTA西部支部会が開催され、過日の東部支部会に続いて校長が参加しました。学校からの情報発信等について貴重な御意見・御要望をいただきました。西部支部会の皆様、お世話になりました。ありがとうございました。

〈気になる言葉〉

「反対意見を検討しない決定は脆弱である。」

矢部正秋『プロ弁護士の思考術』PHP新書 2007 p.132.

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大きな試練

 1777年のこの日、アメリカ合衆国議会は星条旗を国旗として制定しました。

 高等部の生徒たちの現場実習先を進路指導担当者と一緒に訪問しました。実習先の方々の様々な配慮で貴重な経験をさせていただいています。普段は一緒にいるクラス仲間や先生がいない場所での実習は、生徒たちにとって大きな試練です。高等部のみんな、頑張って! 実習先の皆様、御指導、よろしくお願いします。

〈気になる言葉〉

「『障害のある子のために、お金はどのくらい残せばいいのでしょう?』講演会や勉強会に伺うと、何度も聞かれるのがこの質問です。(中略)不安を感じて質問されるかたが共通して訴えられていたのは、『子どもに今後いくらお金がかかるのか、見当もつかない』ということでした。めどが立たないから心配が尽きないのだということがわかりました。」

渡部伸『障害のある子が「親なきあと」にお金で困らない本』主婦の友社 2016 p.173.

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写真のような絵

 2010年のこの日、小惑星探査機「はやぶさ」が7年に及ぶ宇宙の旅を終えて帰還しました。

 校長は高校時代に美術を選択しました。授業中に描いた絵はセンスのかけらもないものばかり。美術の先生が描いた絵を見て、「どうしてこんなふうに描けるんだろう」と不思議でなりませんでした。

 休日に埼玉県立近代美術館に行ってきました。第66回埼玉県美術展覧会(県展)が開催されています。洋画の部門で、本校高等部の高橋美紀子先生が埼玉県美術協会会長賞を受賞し、その作品が展示されていました。

 


 写真のような高橋先生の絵に感嘆しました。高校時代の美術の時間を思い出しました。

〈気になる言葉〉

「『努力しても報われない』と感じている人の多くは、実は努力していない。」

長山靖生『不勉強が身にしみる』光文社新書 2005 p.10.

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PTA東部支部会

 『日本書紀』に671年4月25日(太陽暦で6月10日)に漏刻〈ろうこく〉と呼ばれる水時計を新しい台に置き、鐘や太鼓で人々に時刻を知らせたと記述されていることから「時の記念日」です。

 本日の午前中、熊谷市において本校PTA東部支部会が開催され、校長が参加しました。東部支部の皆様、お世話になりました。ありがとうございました。

 今後もPTA支部会をはじめ様々な機会を通して保護者の皆様との意見交換を積極的に行って参りたいと思っています。御協力、よろしくお願いします。

〈気になる言葉〉

「可能なるが故に行うのではない。必要なるが故に行うのだ。」
下村湖人『青年の思索のために』新潮文庫 1955 p.148.

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第1回学校評議員会・学校評価懇話会

 「我が家のカギを見直すロックの日」です。年に一度は家のカギを見直して防犯意識を高めてもらいたいとの願いが込められています。

 本日の午前中、第1回学校評議員会・学校評価懇話会を開催しました。授業を見学していただいた後、学校自己評価シート等について貴重な御意見、御助言をいただきました。今後の教育活動、学校運営にいかして参りたいと思います。御参加いただきました皆様、ありがとうございました。

 

〈気になる言葉〉

「いつまでも無知でいる秘訣は、実にやさしい。いつも自分の考えだけを肯定し、自分の知識だけに満足していればよい。」
内田和俊『仕事耳を鍛える』ちくま新書 2009 p.93.

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久しぶりの「授業」

 793年のこの日、北欧の海賊ヴァイキングの活動が最初に記録に現われたことから「ヴァイキングの日」です。

 高等学校の初任者研修の一環として32名の県立高校の先生方が来校されました。グループに分かれて小・中・高の各学部の授業に参加していただきました。その後、「初任者に期待すること」と題する校長の「授業」を受けていいただきました。

 校長は久しぶりの「授業」でドキドキしたようです。ウィリアム・アーサー・ワードの言葉を紹介して「授業」を終えました。はたして初任者の先生方の参考になるようなことを話せたのでしょうか? なんだかあやしい気がします。

 校長の方は若い先生方から刺激とエネルギーをもらって満足していました。校長が満足しても仕方ないのですが……。


 参加された高校の先生方、お疲れ様でした。それぞれが思い描く「最高の教師」を目指して、頑張ってください!

 

〈気になる言葉〉 

「凡庸な教師はただ喋る。良い教師は説明する。優れた教師は自らやってみせる。最高の教師は生徒の心に火を点ける。」(ウィリアム・アーサー・ワード)

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読書は心のおしゃれです

 「6」と「7」の語呂合わせから「緑内障を考える日」です。中途失明の原因第2位の緑内障の検診を受けるよう呼びかける日です。
 

 嵐山学園内教室の図書室に「熊谷図書館コーナー」が設けられています。熊谷図書館と連携して子どもたちの読書を応援しています。読書を通じて自分の世界を広げてほしいと願っています。

 


〈気になる言葉〉

「あなたのことを嫌っている相手がいるとしたら、それはあなたが相手のことを嫌っているからなのです。」
植西聰『ヘタな人生論よりイソップ物語』河出文庫
2007 p.17.

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中学部の授業~葉っぱでお皿~

 「楽器の日」です。踊りや邦楽などの芸事は、6歳の6月6日から始めると上達するといわれているからです。

 中学部の作業の授業です。ねんど班では「葉っぱでお皿を作ろう!」に取り組んでいました。自分たちで葉っぱを取ってきて、その葉っぱを使ってお皿を作ります。上手にできたようです!

 

 

〈気になる言葉〉
「たかが紙一重を軽んじてはいけない。そのわずかなちがいから、天才と狂人ほどの大きなへだたりが生まれてくるのである。」

松下幸之助『道をひらく』PHP研究所 1968 p.126.

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高等部の授業~それぞれのペース~

 1853年のこの日、アメリカのペリーが浦賀に来航。日本の歴史の大きな転換点となりました。

 高等部の美術の授業です。ゆっくりじっくり取り組む生徒、スピーディーに仕上げている生徒、いろいろです。真剣な表情で取り組んでいました。個性あふれる作品ができそうです!

 
 

〈気になる言葉〉

「あなたの思うように人がしてくれることを優しさと勘違いしていませんか。あなたを中心に世界は回っていないのです。」
藤原正彦『人生に関する72章』新潮文庫
2009 p.81.

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小学部の授業~おいもどん~

 1582年のこの日、織田信長が自刃しました(本能寺の変)。

 小学部の子どもたちが、さつま芋の苗を植えました。そこに現れたのが、おいもどん! おいもどんが子どもたちに苗の植え方を丁寧に教えてくれました。秋の収穫が楽しみです。ちなみに、おいもどんの「衣装」は、小学部の先生の手作りです。

 

 本日の午前中、ボランティア養成講座を開催しました。教頭による「学校概要及び特別支援教育について」に続いて、東松山社会福祉協議会の方に講義をしていただきました。参加していただいた皆様、ありがとうございました。

 

〈気になる言葉〉

「大きなものであれ、小さなものであれ、壁は乗り越えられるものです。乗り越えるものだけを『壁』というのです。人はまったく不可能だと思うことは『壁』とさえ認識しません。」
西谷昇二『壁を越える技術』サンマーク出版
2007 pp.3-4.

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