学校での様子、気づいたことなどを校長から紹介します
初任者研修の感想(1)
1899年のこの日、初の日本製映画が歌舞伎座で公開されました。タイトルは「紅葉狩」。9世市川団十郎と5世尾上菊五郎の舞台を撮ったものだそうです。
6月8日(水)に高等学校の初任者研修が本校で開催されたことを紹介しました。参加された初任者の方々の感想をいただきましたので、その一部を紹介します。
・授業の中で、それぞれの児童にあわせて課題を選び、教材をつくっていらっしゃる先生方のお話もお聞きすることができ、とても勉強になりました。
・教員の言動に関しては、指示を出す際や、児童・生徒の発言に対する反応などの表情が豊かであり、児童・生徒にとって分かりやすいと感じた。
・生徒一人一人の特性を把握して、適切な支援や指導を施すという特別支援の考え方は、高校での指導でも充分に活かしていかなければならないと感じました。
・登校から笑顔で学校に来る生徒が多く感動したと同時に考えさせられました。日頃の生徒への接し方を考えて、生徒がいつも笑顔で登校できるように生徒に接していきたいと思います。
・1日中生徒の指導が必要になる中、先生方の行き届いた配慮がすばらしいと感じました。このことに関しては一般の学校でも必要なことなので、参考にさせていただきたいと思いました。
〈気になる言葉〉
「何を学んだかによって自分が誰であるかが決まる、と言ってもよいでしょう。」
斎藤慶典『中学生の君におくる哲学』講談社 2013 p.16.
PTA北部支部会
1874年のこの日、巡査制度がスタートしたことから「おまわりさんの日」です。
本日の午前中、小川町において本校PTA北部支部会が開催されました。校長の参加は、これで、東部支部、西部支部と合わせて3支部会になります。
残る南部支部会は7月に予定されていますが、他の出張と重なってしまいましたので、違う機会に参加させていただこうと思っています。
〈気になる言葉〉
「場面が変わるごとにその場にふさわしい適切な語法でコミュニケーションをとれるひとのことを、私たちは『大人』と呼んできた。」
内田樹『「おじさん」的思考』晶文社 2002 p.73.
勉強になる言葉
848年のこの日、時の仁明天皇が16個の菓子類を神前に供えて疫病退散を祈ったことから「和菓子の日」です。
本日の午前中、高等部の生徒たちの現場実習先を進路指導担当者と一緒に訪問しました。今週の火曜日(6月14日)に続いて2回目の訪問です。
実習先のひとつである津田工業株式会社(東松山市)の工場を見学させていただいている中で、廊下の掲示物の前で足が止まりました。
掲載の許可をいただきましたので、紹介します。
ほかにもこんな言葉がありました。
「たくさん皿を洗う人はたくさん皿を割る 失敗を恐れずに挑戦していくことが大切である」
「本気ですれば大抵のことはできる 本気ですれば何でもおもしろい 本気でしていると誰かが助けてくれる」
「凡百の議論より実践」
「貴殿はどちらですか? 人財 人材 人在 人罪」
「気になる言葉」のオンパレードでした。勉強になりました。
〈気になる言葉〉
「最終的な成否を左右するのは、たくさんの小さなことだ。」
コリン・パウエル『リーダーを目指す人の心得』飛鳥新社 2012 p.34.
PTA西部支部会
埼玉県民の日は11月14日ですが、この日は千葉県民と栃木県民の日です。
本日の午前中、嵐山町において本校PTA西部支部会が開催され、過日の東部支部会に続いて校長が参加しました。学校からの情報発信等について貴重な御意見・御要望をいただきました。西部支部会の皆様、お世話になりました。ありがとうございました。
〈気になる言葉〉
「反対意見を検討しない決定は脆弱である。」
矢部正秋『プロ弁護士の思考術』PHP新書 2007 p.132.
大きな試練
1777年のこの日、アメリカ合衆国議会は星条旗を国旗として制定しました。
高等部の生徒たちの現場実習先を進路指導担当者と一緒に訪問しました。実習先の方々の様々な配慮で貴重な経験をさせていただいています。普段は一緒にいるクラス仲間や先生がいない場所での実習は、生徒たちにとって大きな試練です。高等部のみんな、頑張って! 実習先の皆様、御指導、よろしくお願いします。
〈気になる言葉〉
「『障害のある子のために、お金はどのくらい残せばいいのでしょう?』講演会や勉強会に伺うと、何度も聞かれるのがこの質問です。(中略)不安を感じて質問されるかたが共通して訴えられていたのは、『子どもに今後いくらお金がかかるのか、見当もつかない』ということでした。めどが立たないから心配が尽きないのだということがわかりました。」
渡部伸『障害のある子が「親なきあと」にお金で困らない本』主婦の友社 2016 p.173.
写真のような絵
2010年のこの日、小惑星探査機「はやぶさ」が7年に及ぶ宇宙の旅を終えて帰還しました。
校長は高校時代に美術を選択しました。授業中に描いた絵はセンスのかけらもないものばかり。美術の先生が描いた絵を見て、「どうしてこんなふうに描けるんだろう」と不思議でなりませんでした。
休日に埼玉県立近代美術館に行ってきました。第66回埼玉県美術展覧会(県展)が開催されています。洋画の部門で、本校高等部の高橋美紀子先生が埼玉県美術協会会長賞を受賞し、その作品が展示されていました。
写真のような高橋先生の絵に感嘆しました。高校時代の美術の時間を思い出しました。
〈気になる言葉〉
「『努力しても報われない』と感じている人の多くは、実は努力していない。」
長山靖生『不勉強が身にしみる』光文社新書 2005 p.10.
PTA東部支部会
『日本書紀』に671年4月25日(太陽暦で6月10日)に漏刻〈ろうこく〉と呼ばれる水時計を新しい台に置き、鐘や太鼓で人々に時刻を知らせたと記述されていることから「時の記念日」です。
本日の午前中、熊谷市において本校PTA東部支部会が開催され、校長が参加しました。東部支部の皆様、お世話になりました。ありがとうございました。
〈気になる言葉〉
「可能なるが故に行うのではない。必要なるが故に行うのだ。」
下村湖人『青年の思索のために』新潮文庫 1955 p.148.
第1回学校評議員会・学校評価懇話会
「我が家のカギを見直すロックの日」です。年に一度は家のカギを見直して防犯意識を高めてもらいたいとの願いが込められています。
本日の午前中、第1回学校評議員会・学校評価懇話会を開催しました。授業を見学していただいた後、学校自己評価シート等について貴重な御意見、御助言をいただきました。今後の教育活動、学校運営にいかして参りたいと思います。御参加いただきました皆様、ありがとうございました。
〈気になる言葉〉
「いつまでも無知でいる秘訣は、実にやさしい。いつも自分の考えだけを肯定し、自分の知識だけに満足していればよい。」
内田和俊『仕事耳を鍛える』ちくま新書 2009 p.93.
久しぶりの「授業」
793年のこの日、北欧の海賊ヴァイキングの活動が最初に記録に現われたことから「ヴァイキングの日」です。
高等学校の初任者研修の一環として32名の県立高校の先生方が来校されました。グループに分かれて小・中・高の各学部の授業に参加していただきました。その後、「初任者に期待すること」と題する校長の「授業」を受けていいただきました。
校長は久しぶりの「授業」でドキドキしたようです。ウィリアム・アーサー・ワードの言葉を紹介して「授業」を終えました。はたして初任者の先生方の参考になるようなことを話せたのでしょうか? なんだかあやしい気がします。
校長の方は若い先生方から刺激とエネルギーをもらって満足していました。校長が満足しても仕方ないのですが……。
参加された高校の先生方、お疲れ様でした。それぞれが思い描く「最高の教師」を目指して、頑張ってください!
〈気になる言葉〉
「凡庸な教師はただ喋る。良い教師は説明する。優れた教師は自らやってみせる。最高の教師は生徒の心に火を点ける。」(ウィリアム・アーサー・ワード)
読書は心のおしゃれです
「6」と「7」の語呂合わせから「緑内障を考える日」です。中途失明の原因第2位の緑内障の検診を受けるよう呼びかける日です。
嵐山学園内教室の図書室に「熊谷図書館コーナー」が設けられています。熊谷図書館と連携して子どもたちの読書を応援しています。読書を通じて自分の世界を広げてほしいと願っています。
〈気になる言葉〉
「あなたのことを嫌っている相手がいるとしたら、それはあなたが相手のことを嫌っているからなのです。」
植西聰『ヘタな人生論よりイソップ物語』河出文庫 2007 p.17.