校長室より

学校での様子、気づいたことなどを校長から紹介します

ユニセフ募金

 1702年のこの日、赤穂浪士が吉良邸に討ち入りました。

 朝、生徒会の生徒たちが玄関でユニセフ募金を呼びかけました。今日から16日(金)まで3日間行います。20日(火)には東松山駅前でも行う予定です。

 

〈気になる言葉〉
「『価値』がない(労力がかかってない)ものは、いくら使用価値があっても、売りものにならないんですね。」
木暮太一『超入門資本論』ダイヤモンド社 2014 p.32.

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東洋大学川越キャンパス

 1659年のこの日、隅田川に両国橋が完成しました。

 東洋大学の学生に講義をする機会をいただき、川越キャンパスに行ってきました。素晴らしい施設・設備に驚きました。本校の教頭先生や特別支援教育コーディネーターの先生の協力を得て作成した資料に基づいて講義をしました。教頭先生たちのお陰で無事終了することができました。

 講義後は学生気分になって学食で昼食。安くてうまい「チョイスランチB」をいただきました。

 

〈気になる言葉〉
「売上高が大幅に減少したにもかかわらず、過剰な雇用や年功賃金を調整できない日本の企業では、その負担が、もっぱら新卒採用の抑制という形で若年世代に転嫁される。」
八代尚宏『新自由主義の復権』中公新書 2011 p.92.

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サッカー準優勝!!

 「漢字の日」です。「今年を表現する漢字」が発表される日です。

 先週の土曜日(12月10日)、入間わかくさ高等特別支援学校において、西部地区・南部地区の特別支援学校6校(高等部)によるサッカーの交流試合が行われました。本校から出場した男子チームが準優勝しました。

 

 修学旅行の疲れも見せずに参加した3年生をはじめとした高等部の生徒たち、よく頑張りました! お疲れ様でした! 寒い中、応援に駆けつけてくださった保護者の皆様、ありがとうございました。

〈気になる言葉〉

「人を愛する気持ちは、時には愛する対象となる人を自分のものにしたいという占有欲として表面化することがある。」

中島隆信『障害者の経済学増補改訂版』東洋経済新報社 2011 p.52.

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高等部修学旅行(3)

 「障害者の日」です。1975年のこの日、国連が「障害者の権利宣言」を採択したことを記念して設けられました。


 修学旅行最終日。楽しみにしていた美ら海水族館。じっくり見学しました。那覇空港から羽田空港に向かいました。予定より1時間近く遅れましたが、無事、羽田空港に到着。これからバスで学校へ向かいます。

〈気になる言葉〉
「下層の人たちが高額の医療サービスを受けられないにもかかわらず、タバコという不健康な消費行動をすることには、何か重大な意味が含まれていると考えられる。彼らは喫煙という行為によって、自分には危険を冒す度胸があり、独立性や反権威主義も備えていることを示していると解釈することもできる。」
荒井一博『喫煙と禁煙の健康経済学』中公新書ラクレ 2012 p.79.

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高等部修学旅行(2)

 1941年12月8日の日本時間の午前3時、日本軍がハワイ真珠湾を奇襲攻撃しました。

 修学旅行2日目です。ホテルからバスで琉球村に向かいました。その後、ビーチでグラスボートに乗り、国際通りで昼食をとり、首里城へ。皆、疲れも見せず元気です。今夜の夕食もホテルのバイキング。校長は、「食べ過ぎに注意!」と自分に言い聞かせていました。

〈気になる言葉〉
「わが国がアメリカと開戦するわずか五年前の昭和十一(一九三六)年当時の世界地図をみると、地表の表面積の六割近くをイギリス、ソ連、フランス、アメリカの四カ国が占めています。当時の日本の人口は世界の三・三%にあたる七二〇〇万人でした。一方の専有面積は〇・二五%にすぎませんでした。」
西尾幹二『日本、この決然たる孤独』徳間書店 2016 p.9.

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高等部修学旅行(1)

 1961年から始まったアメリカのアポロ計画は、1972年のこの日に打ち上げられたアポロ17号を最後に幕を閉じました。

 朝6時、学校からバスで羽田空港に向かいました。ドキドキしながら飛行機に乗り、沖縄へ。那覇空港到着後、平和祈念資料館と佐喜眞美術館を見学し、先ほどホテルに着きました。夕食はホテルのバイキング。エイサーショーを楽しむ予定です。

〈気になる言葉〉
「思い込みで判断する人間は、誰かに別の思い込みを吹き込まれるとで、じつに簡単に操作されてしまいます。」
苫米地英人『日本人だけが知らない戦争論』フォレスト出版 2015 p.8.

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明日、出発!

 1913年のこの日、アメリカの大リーグチームが初来日しました。

 いよいよ明日から高等部の修学旅行。飛行機に乗って沖縄に行きます。明日は学校に集合です。集合時刻は5時45分! 保護者の方には朝早くから御協力をいただきます。ありがとうございます。

〈気になる言葉〉

「日本では労使協定で事実上無限定の時間外・休日労働が認められていますが、グルーバルスタンダードの労働基準ではこれは明らかな違法行為です。そのため日本は、ILO(国際労働機関)の労働時間関係条約をひとつも批准できません。」

橘玲『「リベラル」がうさんくさいのには理由がある』集英社 2016 p.136.

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一足先に沖縄に

 1919年のこの日、当時の東京府が日暮里に初の公設質屋を開きました。

 高等部は12月7日から2泊3日の日程で修学旅行です。沖縄に行きます。今日は、その荷物を事前に送るため、各自のバッグが集められました。一足先に沖縄に行きます。

 

〈気になる言葉〉
「『少しぬるめの湯に下半身だけ長時間つかることで、全身浴よりも身体がよく温まる』と言われています。しかしながら、これはまったくのウソです。」
川嶋朗『健康法で死なないための42のカルテ』水王舎 2015 p.27.

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嵐山学園内教室期末考査

 京都祇園祭、飛騨高山祭と並んで日本三大曳山祭のひとつである秩父夜祭が始まります。

 嵐山学園内教室では2学期の期末考査です。普段の学習の成果を発揮することはできたでしょうか。

 

〈気になる言葉〉
「教師には絶対といっていいほど、いじめが見えない。子供たちが見せないからである。教師にみえるようないじめをするほど、いまの子供たちは幼稚な存在ではない。」
赤坂憲雄『排除の現象学』筑摩書房 1991 p.34.

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8校交流会

 「世界エイズデー」です。1988年に世界保健機構(WHO)が制定しました。
 

 8校交流会は、近隣の中学校の協力を得て毎年開催されている恒例行事です。昨日も東松山市内と吉見町、滑川町から7校の中学校の皆さんに来校していただきました。楽しい時間を共有し、交流を深めることができました。ありがとうございました。

 

〈気になる言葉〉

「(引用者注:アメリカにおいても)なかには公的扶助を受けるのを恥と思い、生活が困窮しているのに申請しようとしない人もいる。そういう貧困老人に対し、ソーシャルワーカーのビヤトロ氏はこう説明する。『あなたはこの国に長く住み、働き、税金を払い、貢献しています。だから、政府があなたのためにサービスを提供しようとしている。これは“施し”ではなく、政府からの“恩返し”です。そう考えて支援を堂々とうけるべきです』」

谷部武『日本より幸せなアメリカの下流老人』朝日新書 2016 pp.43-44.

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高等部のサッカー大会

 1872年のこの日、イングランド代表とスコットランド代表による初のサッカー公式国際試合が行われました。

 先週、予定されていた特別支援学校サッカー大会が中止となったことはお伝えしました。そこで、高等部の生徒たちが仲間と一緒に汗をかいて練習した成果を発揮してもらおうと、急遽、本校だけのサッカー大会を開催しました。

 

 元気いっぱい、頑張りました。仲よく楽しいゲームが行われました。

〈気になる言葉〉
「巷間でいわれていることとは裏腹に、スポーツとは生物学的、医学的にみて、どう考えても“体にわるい”ものなのである。」
加藤邦彦『スポーツは体にわるい』光文社 1992 p.3.

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工夫を凝らして

 語呂合わせから「いい服の日」です。

 

 昨日(28日(月))は、土曜日に行われた授業参観の振り替えで休みでした。

   

 高等部の授業風景です。先生方が工夫を凝らした教材を用意してくれました。

〈気になる言葉〉
「道徳はもちろん大切です。しかし道徳は、究極的には人によって考え方が分かれてしまうものです。個人が一人ひとり真摯に向き合って、どうするのがよいのだろうかと考えていくべきものです。それを教育の現場で行おうとしても、教師が望むよい子像を押し付けることになりかねません。」
木村草太『憲法という希望』講談社現代新書2016 p.154.

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授業参観日

 1935年のこの日、日本ペンクラブが創立されたのを記念して「ペンの日」です。

 今日は授業参観日です。小・中学部は学校での授業の様子を参観していただきました。高等部はマラソン大会の様子を見ていただきました。

  

 御来校いただいた保護者の皆様、ありがとうございました。

 なお、28日(月)は本日の代休になります。


〈気になる言葉〉

「官僚は国民を無知蒙昧な有象無象と考えている。それだから、有象無象の国民によってえらばれた国会議員は無知蒙昧のエキスに過ぎないと見下している。そして国家を支配するのは国家公務員試験や司法試験などの難しい国家試験に合格した偏差値エリートであるべきだと信じている。」

佐藤優『沖縄と差別』金曜日 2016 p.45.

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学校評議員会・学校評価懇話会

 1975年のこの日、三島由紀夫が東京市ヶ谷の自衛隊に乗り込み割腹自殺を遂げました。

 第2回学校評議員会・学校評価懇話会が開催されました。例年は本校の授業見学をしていただいていましたが、今回は嵐山学園内教室の授業の様子を見ていただきました。

 

 御参加いただきました皆様、ありがとうございました。

〈気になる言葉〉
「龍馬はごく短期間、塾に通ったが、友人との喧嘩がもとで退塾し、以後ほとんど独学で学んだ。このため、当時の武士の子弟が幼いころから叩きこまれた儒教の思想でこりかたまることがなかった。龍馬の自由で突飛でしかも合理的な発想は、塾で学ばなかった、という事実によるところが大きいと思う。」
坂本藤良『幕末維新の経済人』中公新書 1984 p.60.

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サッカー大会は明日に順延

 11と24で「いいふし(節)」の語呂合わせから「鰹節の日」です。

 

 埼玉スタジアム2002で特別支援学校サッカー大会が開催される予定でしたが、雨天のため明日に順延となりました。

 学校の近くでは朝から雪が降りましたが、子どもたちは元気に登校してくれました。

【追記】16:20
 明日に順延となったサッカー大会ですが、大会本部から中止の連絡がありました。練習を重ねてきた高等部の生徒たちにとっては残念ですが、天候には勝てないので仕方ありません。

〈気になる言葉〉

「『昔はねぇ』というのが会話の枕詞となれば、それはもう、立派な老化現象である。」
西部邁『生まじめな戯れ』ちくま文庫 1992
p.74.

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嵐山学園内教室の授業

 語呂合わせから「いい夫婦の日」です。

 嵐山学園内教室の授業を見学しました。10年目の先生の研究授業も行われました。中学部の生徒たちは高校入試に向けて頑張っています。



〈気になる言葉〉

「あなたの長所を否定することが、謙虚さなのではない。謙虚さとは、あなたの短所をごまかしたりしないことだ。」

ジョン・C・マクスウェル『人を動かす人の「質問力」』三笠書房 2016 pp.46-47.

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真剣

 1978年のこの日、巨人は江川卓投手と入団契約を結びました。前年のドラフト会議から1年間の交渉権が切れたとする「空白の1日」の盲点をついたものでした。

 高等部の授業です。書き初めの練習です。生徒は、皆、真剣な表情で取り組んでいました。



〈気になる言葉〉

「いじめっ子は、自分の発言に対して、無礼な返答が戻ってくると予想しています。そこで、ほめ言葉が返ってくると、どうしてよいのか困ります。」

ケイト・コーエン・ポージー『いじめられっ子の流儀』学苑社 2016 p.24.

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第2回学校公開

 日本工学会の創立日が1879年のこの日であることから「土木の日」です。

 第2回学校公開日です。学校公開は、「開かれた学校づくり」の一環として、保護者や地域の方々に本校の良さを知っていただく機会です。

朝早くから御来校いただいた方もいらっしゃいます。ありがとうございます。

〈気になる言葉〉
「生徒をどう教育するかについても改善すべきだし、教師の業績評価を堂々と審議し、生徒の習得度合いに応じて教師の給与を支払うべきだ。」
ロバート・ライシュ『格差と民主主義』東洋経済新報社 2014 pp.67-68.
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ノーマライゼーション教育推進研修

 徳川吉宗の頃に御城将棋という年中行事を行っていた史実から「将棋の日」です。

 中学校初任者のノーマライゼーション教育推進研修が行われました。小・高の各学部の活動に参加してもらいました。
 座学の講義では、校長だけではなく特別支援教育コーディネーターや教頭先生にも話をしてもらいました。

 

 参加された中学校の先生方、お疲れ様でした。

〈気になる言葉〉

「旧弊に立ち向かう象徴とも思われる長い髪を振り乱して熱く語り、東奔西走し、大活躍する金八先生の登場は、意欲を欠いた事なかれ主義が横溢する時代を背景に痛快ではあった。ただ、所詮虚構の世界に生きる人であり、理想の教師像などと思い込み、わが子の通う学校に求めるようなことはしてほしくない。」

彦井脩『金八先生の隣のクラス』大学通信 2009 p.109.

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四苦八苦

 語呂合わせから「いい色の日」です。

 

 14日は県民の日、15日は開校記念日で学校は休みだったので今日は連休明けですが、子どもたちは元気に登校しました。

 明日、本校で中学校の初任者の先生方が研修をします。本校の先生方が万全の準備をしてくれたので充実した研修となること間違いなしです。心配なのは校長の講義。講義の教材研究に四苦八苦しています。どうなることやら……。

〈気になる言葉〉

「教師が一方的に話すと、生徒はただ教師が話す内容を機械的に覚えるというだけになる。生徒をただの『容れ物』にしてしまい、教師は『容れ物を一杯にする』ということが仕事になる。『容れ物』にたくさん容れられるほどよい教師、というわけだ。黙ってただ一杯に『容れられている』だけがよい生徒になってしまう。」

パウロ・フレイレ『被抑圧者の教育学』亜紀書房 2011 p.79.

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