休業期間中の子供たちへの教育長メッセージ
皆さん、こんにちは。埼玉県教育委員会教育長の髙田直芳です。
新型コロナウイルス感染症の拡大で、新学期からの学校の再開を楽しみにしていた児童生徒の皆さんには、辛い思いをさせてしまっています。
また、保護者の皆さんにも大きなご負担をお掛けしてしまい、大変心苦しく思っております。
しかしながら、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、今がまさに正念場です。
そこで、児童生徒の皆さんに休業期間中の過ごし方について、改めて3つのお願いをさせていただきます。
まず、1つ目。不要不急の外出は控えてください。どうしても今日、そこに行かなければならないのか、よく考えて行動してください。
2つ目。換気の悪い密閉空間、大勢が集まる密集状態、間近で会話をする密接場面。日々の生活で、この3つの「密」が重ならないよう、心がけてください。
3つ目。早寝・早起き・バランスのとれた食事など、規則正しい健康的な生活を心がけるとともに、手洗い・うがいや咳エチケットなど基本的なこともしっかりやりましょう。
このお願いは、皆さんが感染したり、感染させたりすることで、皆さんの大切なご家族や友達に辛い思いをさせてしまわないようにするための、大事なお願いです。
そして、家で勉強するのは大変だと思いますが、学校から渡されたプリントや課題などにも、しっかり取り組んでほしいと思います。何か困ったことがあったら、学校に連絡してください。
県教育委員会も、皆さんが一日も早く元気で学校に通えるよう、新型コロナウイルス感染症の終息を願うとともに、休業中の学習支援や学校再開に向けての体制づくりに全力で取り組んでまいります。
感染拡大の防止のためには、皆さんの力が必要です。ご理解、ご協力をお願いいたします。